大阪市立瓜破斎場での福祉葬実例|親族5名・葬祭扶助による費用0円のお見送り

大阪市立瓜破斎場の式場和室を利用し、ご親族5名で故人様をお見送りされた福祉葬の実例をご紹介します。

今回は、生活保護を受給されていたお母様が亡くなられ、長女様から大阪市民セレモニーへご相談をいただきました。大阪市西区役所で葬祭扶助の申請を行い、認可を受けたことで、ご家族さまの葬儀費用のご負担は総額0円(税込)となりました。

ご相談から葬祭扶助の申請、瓜破斎場でのお別れ、火葬・収骨までの流れとともに、福祉葬を利用する際の条件や注意点についてもご説明します。

大阪市立瓜破斎場の式場和室を利用した福祉葬のイメージ画像
※画像は福祉葬のイメージです。実際の施行写真ではありません。

大阪市立瓜破斎場での福祉葬|葬儀概要

葬儀形式福祉葬(葬祭扶助)
施行場所大阪市立瓜破斎場(式場和室を使用)
火葬場所大阪市立瓜破斎場
ご親族5名
一般会葬者なし
施行プラン福祉葬プラン
葬儀費用0円(税込)
葬祭扶助の申請先大阪市西区役所

今回の福祉葬では、大阪市西区役所で葬祭扶助の認可を受け、大阪市立瓜破斎場の式場和室を使用しました。ご親族5名でのお見送りとなり、一般の会葬者はおられませんでした。

今回の福祉葬プランに含まれた内容

  • 寝台車(病院から霊安室まで)
  • 寝台車(霊安室から瓜破斎場和室まで)
  • ドライアイス2日間
  • お棺
  • 仏衣
  • 預かり安置(日数分)
  • 骨箱(大・小)
  • 後飾り一式
  • 火葬料金(ご家族さま負担0円)
  • 役所・斎場の手続き
  • お別れ花
  • 運営スタッフ

上記は今回の施行でご提供した内容です。葬祭扶助の制度上認められる費用やサービスの範囲は、申請内容と福祉事務所等の判断によって異なります。

今回の福祉葬の費用|総額0円(税込)

費用項目ご家族さまの負担額
福祉葬プラン0円(税込)
瓜破斎場の式場使用料0円
瓜破斎場の火葬料金0円
追加オプション費用0円
総費用0円(税込)

今回の葬儀では、葬祭扶助が認められたことにより、大阪市民セレモニーへのお支払いを含め、ご家族さまの費用負担はありませんでした。式場使用料と火葬料金についても、ご家族さまの負担は0円でした。

※この0円は今回の施行実例におけるご家族さまの負担額です。葬祭扶助の支給額そのものを示すものではありません。また、福祉葬を希望されるすべての方が必ず0円で葬儀を行えるという意味ではありません。

お葬式のご依頼から終了までの流れ

1.生活保護を受給されていたお母様の葬儀についてご相談

最初に、長女様から大阪市民セレモニーへお電話をいただきました。

「生活保護受給者の母が亡くなったのですが、生活保護のお葬式をお願いできますか?」

大阪市民セレモニーでは福祉葬のご依頼を承っていることをお伝えし、葬祭扶助の申請に必要な状況を確認するため、お話を伺いました。

その際、ほかに生活保護を受給されている方がいらっしゃるかをお尋ねしたところ、長女様ご自身も生活保護を受給されていることが分かりました。

2.葬祭扶助の申請者と申請先を確認

今回のご相談では、長女様が喪主となり、葬祭扶助の申請者として手続きを進める方向をご案内しました。

故人様は堺市内で生活保護を受給され、長女様は大阪市内で生活保護を受給されていました。そのため、どちらの自治体で申請することになるのか、ご家族さまから区役所へ確認していただきました。

確認の結果、今回は長女様がお住まいの大阪市西区役所で葬祭扶助の申請を行うこととなりました。

なお、葬祭扶助の申請先や認可の可否は、それぞれの状況に応じて福祉事務所等が判断するものです。生活保護を受給している方が申請者になれば必ず認められるという制度ではありません。

3.大阪市西区役所で葬祭扶助を申請

申請当日は、長女様と大阪市西区役所で待ち合わせをし、葬祭扶助の申請手続きをお手伝いしました。

必要な確認と手続きを経て、今回の福祉葬は無事に認可されました。

続いて、区役所の戸籍担当窓口で死亡診断書を提出し、火葬許可証の交付を受けました。その後、大阪市立瓜破斎場で福祉葬(民生葬)の申し込みを済ませました。

4.火葬前日に瓜破斎場の和室へ搬送

火葬の前日には、お預かりしていた故人様を大阪市立瓜破斎場の和室へ搬送しました。

今回の施行では、病院から霊安室への搬送と、霊安室から瓜破斎場への搬送を行い、ご安置の期間に必要な対応を進めました。

5.ご親族5名でのお別れと火葬

火葬当日は、ご親族5名で故人様をお見送りされました。今回の福祉葬では、瓜破斎場の式場和室を使用しています。

火葬入場前にはお棺の蓋を開け、故人様が生前よくかぶっておられた帽子と、大阪市民セレモニーがサービスでご用意した切り花などをお納めしました。

その後、故人様は火葬入場となりました。

6.瓜破斎場の市民休憩室でお待ちいただき、収骨へ

火葬中の約2時間、ご家族さまは瓜破斎場の市民休憩室でお待ちになりました。

火葬終了後はお骨拾いを済まされ、その後お帰りになりました。以上で、今回の福祉葬のお見送りは終了となりました。

大阪市の福祉葬とは?葬祭扶助の仕組みを解説

福祉葬とは、一般に生活保護法に基づく「葬祭扶助」を利用して行う葬儀を指す呼び方です。葬祭扶助は、経済的な事情により葬祭費用を負担することが難しい場合などに、法令上の要件に応じて必要な葬祭を支援する制度です。

葬祭扶助は、希望すれば誰でも利用できる制度ではありません。故人様の状況だけでなく、葬祭を行う方の経済状況や扶養義務者の状況などを踏まえ、福祉事務所等が個別に判断します。

葬祭扶助が認められる条件

生活保護法第18条では、困窮のため最低限度の生活を維持できない方に対する葬祭扶助のほか、一定の条件を満たす場合に葬祭を行う方へ扶助を行う仕組みが定められています。

  • 葬祭を行う方が経済的に困窮し、必要な葬祭費用を負担することが難しい場合
  • 生活保護を受給していた方が亡くなり、葬祭を行う扶養義務者がいない場合など、法令上の要件に該当する場合
  • 葬祭を行う扶養義務者がおらず、故人様が遺した金品だけでは葬祭費用を賄えない場合など、法令上の要件に該当する場合

故人様が生活保護を受給していた場合でも、それだけで葬祭扶助が認められるとは限りません。一方、故人様が生活保護を受給していなかった場合でも、葬祭を行う方の経済状況などによって対象となる可能性があります。

今回の事例では、故人様と長女様がそれぞれ生活保護を受給されており、長女様が申請者となって大阪市西区役所で手続きを行った結果、葬祭扶助が認められました。個別の認可理由の詳細については、ここでは断定していません。

葬祭扶助の申請方法と相談先

葬祭扶助の利用を希望される場合は、葬儀の内容や費用を確定する前に、担当ケースワーカーや福祉事務所へ相談することが大切です。

  1. 故人様の生活保護受給状況や、葬祭を行う方の状況を確認する
  2. 担当ケースワーカーまたは福祉事務所へ葬祭扶助の利用について相談する
  3. 誰が申請者となるか、どの自治体で申請するかを確認する
  4. 必要な申請書や関係書類を確認し、申請手続きを行う
  5. 福祉事務所等による審査・判断を受ける
  6. 認められた内容に合わせて葬儀や火葬の手配を進める

申請にあたっては、故人様と申請者の氏名・住所、死亡の状況、故人様との関係、必要な葬祭費用、遺留金品の状況などについて確認される場合があります。死亡診断書などの関係書類についても、提出が必要かどうかを担当窓口に確認してください。

葬祭扶助の決定前に葬儀を契約したり、費用を立て替えたりすると、希望した費用が認められない可能性があります。葬儀終了後の申請についても、支給を前提にせず、必ず事前に福祉事務所等へ確認してください。

病院などから早急に搬送が必要な場合も、まずは状況をお伝えいただき、福祉事務所等への相談と並行して対応方法を確認することが重要です。

葬祭扶助で対象となる費用

生活保護法第18条では、葬祭扶助の対象として、検案、遺体の運搬、火葬または埋葬、納骨その他葬祭のために必要なものが定められています。

実際の葬儀では、搬送、ご安置、お棺、火葬など、必要な内容について福祉事務所等が判断します。ただし、式場の使用、お別れ花、宗教者への謝礼、追加サービスなどが、すべてのケースで葬祭扶助の対象となるわけではありません。

今回の実例では、式場使用料と火葬料金を含め、ご家族さまの負担は0円でしたが、これは今回の認可内容と施行内容によるものです。

葬祭扶助の基準額と実際の負担額の違い

葬祭扶助には、地域区分や対象者の年齢などに応じた基準があります。実際に認められる金額は、適用される基準や必要な葬祭内容などに基づいて判断されます。

制度上の基準額と、ご家族さまが葬儀の際に支払う金額は同じ意味ではありません。今回の「総費用0円(税込)」は、ご家族さまの負担額を示しています。

最新の基準や具体的な支給内容については、担当する福祉事務所等へご確認ください。

大阪市の福祉葬・葬祭扶助についてよくある質問

Q.生活保護を受給していれば葬儀費用は必ず0円になりますか?

いいえ。生活保護を受給していることだけで、必ず葬祭扶助が認められるわけではありません。申請者の経済状況や扶養義務者の状況などを踏まえ、福祉事務所等が判断します。今回の実例では葬祭扶助が認められ、ご家族さまの負担は0円でした。

Q.故人様が生活保護を受給していなくても福祉葬は利用できますか?

故人様が生活保護を受給していなかった場合でも、葬祭を行う方が経済的に困窮しているなど、法令上の要件を満たす場合には対象となる可能性があります。詳しくは福祉事務所等へご相談ください。

Q.葬祭扶助は誰が申請するのですか?

基本的には、葬祭を行う方が申請について相談することになります。今回の実例では長女様が喪主・申請者となり、大阪市西区役所で手続きを行いました。実際の申請者や申請先は、個別の状況に応じて確認が必要です。

Q.葬儀が終わってから葬祭扶助を申請できますか?

葬儀終了後に申請すれば必ず認められるという制度ではありません。すでに契約や支払いを済ませている場合も含め、個別の判断が必要です。利用を希望する場合は、できる限り葬儀の手配を進める前に福祉事務所等へ相談してください。

Q.福祉葬でも火葬前に故人様とお別れできますか?

火葬前のお別れができるかどうかは、利用する施設や当日の状況、認められた葬儀内容などによって異なります。今回の瓜破斎場での福祉葬では、火葬入場前にお棺を開け、帽子や切り花などをお納めしてお見送りしました。

Q.福祉葬で式場を使用することはできますか?

式場を使用できるかどうか、また使用料がどのように扱われるかは、施設の利用条件や葬祭扶助の認可内容などによって異なります。今回の実例では瓜破斎場の式場和室を使用し、ご家族さまの式場使用料の負担はありませんでした。

Q.大阪市で福祉葬を希望する場合、どこに相談すればよいですか?

まずは担当ケースワーカーや、お住まいの地域などを管轄する福祉事務所へ相談してください。故人様と葬祭を行う方の居住地が異なる場合などは、申請先の確認が必要です。大阪市民セレモニーでも、葬祭扶助を利用した葬儀のご相談を承っています。

葬祭扶助に関する公的情報

葬祭扶助の制度や利用条件については、次の公的情報もご確認ください。

※制度の一般的な説明は、2026年10月19日時点で確認した公的情報を参考にしています。申請方法や認可内容は個別の事情によって異なるため、最新の取り扱いは担当する福祉事務所等へご確認ください。

今回の福祉葬を振り返って

今回の大阪市立瓜破斎場での福祉葬は、生活保護を受給されていたお母様の葬儀について、長女様からお電話をいただいたことが始まりでした。

故人様と長女様が異なる自治体で生活保護を受給されていたため、まず申請先を確認し、大阪市西区役所で葬祭扶助の申請を行いました。認可後は、死亡届や火葬許可証、瓜破斎場の利用に関する手続きを進めました。

火葬前日には故人様を瓜破斎場の霊安室へ搬送し、当日はご親族5名でお見送りされました。火葬前には、生前よくかぶっておられた帽子と切り花などをお棺に納め、火葬・収骨を終えられました。

今回の葬儀では葬祭扶助が認められ、ご家族さまの費用負担は総額0円(税込)でした。

福祉葬を利用できるかどうかは、故人様や申請者の状況により異なります。申請先が分からない場合や、葬祭扶助の手続きに不安がある場合は、葬儀の内容を確定する前にご相談いただくことが大切です。

大阪市の福祉葬・生活保護葬のご相談は大阪市民セレモニーへ

大阪市民セレモニーでは、大阪市立瓜破斎場での福祉葬をはじめ、生活保護を受給されている方の葬儀や、葬祭扶助の申請に関するご相談を承っています。

福祉葬が利用できるかどうかの最終的な判断は福祉事務所等が行いますが、ご相談内容を伺いながら、必要な手続きや葬儀の進め方について、できる限りお手伝いいたします。

生活保護による葬儀について分からないことや、ご不安なことがありましたら、大阪市民セレモニーまでご相談ください。

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